2023 SATSUKI STAGE






1.プロジェクト概要



「鉄フレームで圧倒的なレコード樹立を目指して」



~オートボーイ 新庄雅浩選手× ACTIVE = Taste of Tsukuba Projectとは~

 筑波サーキットで年2回開催される、 鉄フレームの祭典「テイストオブツクバ」(以下TOT)。
中でも最高峰カテゴリー「HERCULES(ハーキュリーズ)」は、鉄フレームであること以外はほとんど改造規制のないスーパーOPENクラスだ。参加車両はGPZにカタナにFZにと、パッと見は往年のビッグネイキッドが中心となっているが、中身は全くの別物。ゆうに1分を切ってくる、現行スーパースポーツとも引けを取らない怪物達がひしめき合っており、中にはスーパーチャージャー搭載のH2Rや、ワンオフフレームに1000cc SS系のエンジンを積んだオリジナルマシンだったりと、鉄フレーム最強異種格闘技戦の様相を呈し人気を博している。
 その舞台で活躍する猛者の一人、オートボーイの新庄雅浩選手は、2017年に58秒077というコースレコードを記録していた。それも、マシンはできるだけZRXらしくあり続けるようこだわったZRX1200Sでだ。のちにレコードは塗り替えられ現在は加賀山選手の57秒786となっているが、新庄選手は『圧倒的なコースレコードを樹立したい』という熱い想いを抱いていた。
 その情熱に心打たれたACTIVEが2018年に新庄選手のチームに合流し、当プロジェクトが発足。GALE SPEED製ホイール、ブレーキマスター、キャリパーを筆頭に、HYPERPROをベースとしたオリジナルサスペンションも供給。ACTIVEとしては新機構であるリンク式サスペンションへの挑戦を命題に掲げ、オートボーイ新庄選手と共同して前人未到のレコードを叩き出すために邁進している。

「2018年からのプロジェクト、3度目の正直なるか!?」

Part1:2018.12.06 Taste of Tsukuba KAGURADUKI STAGE
  リアサスペンションの装着位置を改善すべく、スイングアームをACTIVEプレスフォーミングへと換装。更に新庄選手のライディングスタイルに合わせたレース仕様のHYPERPROツインショックを引っ提げてHERCULESクラスへ参戦。決勝はトップとコンマ2秒差で惜しくも2位に。
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Part2:2022.05.15 Taste of Tsukuba SATSUKI STAGE
  つくば57秒を切る高負荷条件でも破綻しない足周りを追求すべく、完全オリジナルとなるリンク式HYPERPROツインショック+専用プレスフォーミングスイングアームを投入。ゼロスタートからセッティングを煮詰め、挑んだ決勝ではエンジントラブルもあり悔しい4位フィニッシュ。
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