2023.5.13-14 Taste of Tsukuba Project part 3



3.レースウィーク突入!トップアウトスプリングの効果は…



「新仕様リンク式ツインサス セッティングの糸口が見えた!」


~5/12(金), 5/13(土) 特別スポーツ走行~

 新仕様となったリンク式ツインサスで乗り込んだT.O.Tウィーク初日の特別スポーツ走行。新庄選手のフィードバックを元に、筑波サーキットを熟知したオートボーイJ’s鴻巣代表と相談を重ねながらセッティングを煮詰めていく。そして、何度目かのピットインでのリセッティングを機に、遂に風向きが変わった! 今までのセッティングから、プリロードを抜いていく方向で感触がよくなっていったのだ。コンスタントにタイムを出せるようになり、またコーナーリングの安定感も向上している。ようやくすべてのピースが揃った瞬間だった。悲願の57秒台へ突入する可能性が見えたウィークスタートとなった。


フィーリングを伝える新庄選手(奥)と、それをセッティングに反映させる鴻巣代表(手前)。
サスペンションを調整する鴻巣代表。練習走行では数ラップごとにピットインし、リセッティングを何度も行う。経験豊富なライダーとメカニックの成せる業だ。


「手応えが成果に ポールポジション獲得!」


~5/14(日) Taste of Tsukuba HERCULES予選~

 午前、HERCULESクラスはドライで予選を迎える。前日からの雨で路面のコンディションは良好とはいえない中、 新庄選手は58秒297をマークしポールポジションを獲得。掴んでいた手応えを明確な成果に残した。


1コーナーにて、以前の新庄選手。リアを大きく流しながらコーナーにアプローチするライディングスタイルは、新庄選手のトレードマークのようなものでもあった。
接戦で突っ込み勝負の時はさすがに暴れることはあるが、以前に比べて格段に安定している。


 以前の新庄選手はコーナー進入で大きくリアをスライドさせてアプローチしていた。実はこれ、ハイレート&ハイプリロードが故の副産物でもある。リアが流れるマシンを抑えつつ、スピードが落ちたところで深くバンクさせて向きを変え、立ち上がりにつないでいく。派手でトリッキーな、観る側を魅了するライディングスタイルではあるが、一方で非常にシビアなコントロールを要求される。一発のタイムは出るもののアベレージをまとめるのが難しいセッティングでもあったのだ。
 それが今回の仕様になって、リアが派手にスライドするシーンは見るからに少なくなった。それだけリンク式ツインサスが効果を発揮している証拠だろう。同クラスにエントリーするライバルからも「すごくよく曲がっている、曲げている」との声が聞かれた。







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