よくあるお問合せ


ご使用の前に・・・
QSTARZはバッテリーさえあれば購入時の状態でも使用できますが、より安定した計測のために使用前の各種アップデートを推奨いたします。
現行機種ではコースデータの更新をはじめ、エラーやバグ等の修正が定期的に行われています。特に大きなアップデートが適用された際はデバイスが正常に稼働しない場合もありますので、ぜひアップデートを行ってからご使用ください。


ファームウェア/コースデータの更新について
これらはQSTARZを動かす基幹ソフトウェアとデータです。より安定した稼働のためのプログラム更新、バグやエラーの修正、コースレイアウトの変更など、定期的にアップデートされていきます。※更新にはパソコンが必要です。

●いつ更新すればいいの?
まずは初回使用前に行い、以降は1ヶ月を目安に更新をご確認下さい。
(後述のAGPS更新時に、これらも自動で更新確認が行われるためそれほど気にしなくてOK ※6000を除く)

●ファームウェア/コースデータを更新するには?
 こちらをご参照ください。


AGPSの更新について

AGPSとはAssisted GPS の略で、衛星の位置情報です。位置情報の更新によりGPS測位時間を短縮し、計測データの正確性を向上させます。※更新にはパソコンが必要です。

●いつ更新すればいいの?
直近の更新から2週間経ったらを目安に行ってください。

●AGPSを更新するには?
こちらをご参照ください。


なぜコールドスタートが必要なの?
QSTARZは起動時に直近のGPSログをベースに衛星との通信を開始しますが、前回使用時から時間が空くとログと衛星測位のズレが発生し、計測の正確性に影響します。
コールドスタートはログを使用せず、ゼロから衛星測位を行う方法です。これにより、計測精度を向上させることができます。

●いつ更新すればいいの?
使用時は毎回現地にて、時間に余裕をもって走行前に行ってください(一度行えば当日中は問題ありません)。

●コールドスタートをするには?
メニュー画面からLT-8000GT/8000Sは「GNSS」、LT-/6000Sは「GPS」、LT-6000は「アプリ」を開き、
「GPSコールドスタート」を選択してください。 ※ピットの屋根など遮蔽物の無い屋外で行ってください。



使用時のQ&A


サーキットモードのコース自動認識について
サーキットモードでは、基本的に周辺5km圏内のサーキットが自動で表示されます。コースまたはレイアウトが複数表示された場合は、走行するコースを選択してください。 コースデータがデバイス内に無い場合は、「シンプルラップ」もしくは「デバイスのコース新規作成」にてご使用ください。
※LT-6000にはサーキット自動認識機能はありません

サーキットモードはどのように使い分けるの? [LT-8000GT/8000S/6000S]

練習・・・最新ラップを前ラップタイムと比較
競技 ・・・最新ラップをベストタイムと比較
チャレンジ ・・・最新ラップを目標指定タイムと比較
予測・・・最新ラップとベストタイム差を毎秒演算表示


サーキットモードはどのように使い分けるの? [LT-6000]

●シンプルラップ、スプリットタイムの使い分けは?
走行するサーキットのコースデータがLT-6000にある場合は、スプリットタイムを選択します。コースデータがLT-6000に無い場合は、シンプルラップを選択します。
QSTARZ公式サイトに選択方法の動画があります。 こちらよりご覧ください。

●「比較基準」は何を選べばいいの?
比較基準は3種類から選択できます。
ベスト・・・最新ラップをベストタイムと比較
前ラップ ・・・最新ラップを前ラップタイムと比較
予測タイム ・・・最新ラップとベストタイム差を毎秒演算表示


QRacing PCとは?バージョンアップするには?

QRacing PCはQSTARZデバイス各種でロギングした走行データを可視化し、詳細に分析できるソフトウェアです。
QRacing PCを起動すると自動的にバージョン確認を行います。更新のお知らせが表示されたら指示に従ってください。
Qracing PC左上メニュー「アップデート」→「Qracingをアップデート」から手動で更新することもできます。また最新版かどうかの確認もできます。



走行後のデバイスデータをQRacingで読み込むには

電源OFFのデバイスをQRacing PCに接続します。読み込み確認ダイアログが開き、デバイスに記録されているセッション一覧が表示されますので、任意のセッションを選択し読み込みます。
※読み込まない場合は、QRacing左上メニュー「ファイル」→「デバイスのデータを読込する」を選択してください


他のユーザーとのラップタイム比較はどのようにすればいいの

QRcingPC左上メニュー「ファイル」→「トラックをエクスポート」→フルトラックレコード(RCNX)を選択。
生成されたRCNXファイルを別PCのQRacing PC左上メニュー「ファイル」→「トラックをインポート」で取り込むことで、「比較」メニューから別走行のデータを比較することができます。





トラブルに関するQ&A


走行中にラップタイムが更新されない / QRacing PCでのログ解析時に軌跡がきれいに表示されない

① デバイスのファームウェア・コースデータを最新に更新してください
② AGPSの更新、コールドスタートを行ってください
③ 正しいコースが選択されているかご確認下さい
 ※つくばサーキットコース2000は同一レイアウトでセクター有り・無しの2種類が設定されています。
  計測が不安定な場合は末尾「SF」を選択してください
④ コース選択後、コース幅を30~50mに調整してください
⑤ デバイスのロゴ付近にGPSアンテナが内蔵されています。カウルなどの遮蔽物を避けるように移設してください
⑥ アクションカムなど電波を発する他の電子機器を一度外してみてください。
 それらの移設で症状が改善される場合には、QSTARZとできるだけ離して設置するか、
 外付けGPSアンテナの使用をご検討ください
⑦ 上記設定を確認後、「以前は問題なかったのに…」という場合は、天候や太陽フレアなどの環境要因が
 一時的に影響している可能性があります。別日に再度お試しください

●LT-8000GT/8000SはGNSSメニューで、LT-6000SはGPSメニュー内で受信状態が確認できます(基本的に、数値が40を越え安定したグラフバーが4本以上あれば良好な状態)


使用したいサーキットがデバイスに登録されていない

・最新のコースデータに更新する … こちら
・QSTARZのサーキットデータにも無い場合 … 
シンプルラップモードを選択し、スタート/ゴールを設定してコースを作成してください。


走行ログがいっぱいで書き込みができない
① 電源OFFのデバイスとパソコンを接続し、メモリーを確認します。
※本体容量:LT-8000シリーズ 約8GB、LT-6000シリーズ 約4GB
② 不要なログを削除し、空き容量を確保します。


●本体で走行データを削除するには?
「履歴」モードより走行データを選択し、メニューを開いて「削除」を選択します。

●パソコンに接続した状態で走行データを削除するには?
電源OFFのデバイスとパソコンを接続して、ファイルエクスプローラでデバイスを開きます。
[SESSION]というフォルダを選択し、中の[CIRCUIT]というフォルダを開き、削除したい日付の走行データ(BINファイル/DATファイル)を同時に削除してください。

デバイスがフリーズしてしまった場合の対処方法は?
① Mini USBポート横にあるリセット穴をピンなどの細いもので押し、リセットしてください。
② 各種アップデート不良の可能性もありますので、リセット後QRacingにて最新ファームウェアとコースデータの確認と更新を行ってください。


QRacingをアップデートしたらコースデータが削除され、解析できなくなった

[発生環境] OS: windows11
[解消方法] PCのOneDrive同期を切り、QRacingを再インストール

[原因]
インストール先がクラウドサービス“OneDrive”同期用のフォルダになっており、QRacingアップデート時にプログラムファイル等の保存先がここに再設定された。 OneDriveにアップロードされた時点で同期用フォルダのデータは削除されるため今回の事象が発生。
[補足]
Windows11の自動アップデート時に、自動的にインストール先がOneDrive同期用フォルダに設定されることがあるようです。QRacing立ち上げ時、左上のプログラムファイルのアドレスがOneDriveであれば同期を切り、QRacingを再インストールしてください。




上記Q&Aを実践の上、不明点や修復できない場合、メールフォームまたはお電話にてお問い合わせください。
TEL 0561-72-7011  株式会社アクティブ