TMR/TDMRキャブレターの特徴


優れたレスポンスと高度なコントロール性の融合を目標に開発された、MIKUNI TMRキャブレター。往年の名機TMキャブレターの系譜を受け継ぎながら、コンパクトで軽量に進化したボディーに“ハイパーノズル”を組み込み、さらにレーシングシーンで研ぎ澄まされたキャブレターボディーは動作性・応答性に優れ、出力向上のみならずダイレクトなアクセル操作を実現します。

ファンネル仕様・エアフィルター仕様・ノーマルクリーナーボックス仕様と3種類の仕様のうち、各車両に適切な仕様が選択されています。

キャブレターの交換はもっとも効果的でコストパフォーマンスに優れたエンジンパワーアップの手段です。
マフラーの交換と合わせれば、吸排気効率を大幅に向上させることができ、エンジンの持つパワーを最大限に引き出すことができます。

 



一体構造による高い吸入効率

薄型のスロットルバルブやミキシングボディー体構造により、コンパクトで軽量ながら高い吸入効率を得ています。
 
プランジャー式の加速ポンプ

セッティングの行いやすいプランジャー式加速ポンプを採用し、低中域からの急加速にもスムーズでレスポンスのよい応答をします。
 
ボールベアリングで滑らかな操作性

スロットルバルブ摺動部にボールベアリングを配列することで、滑らかな操作性を実現します。
 
独立したスターター機構

独立したスターター機構をもち、冷寒時における始動も容易で安定した暖気を行えます。また、スターターはセッティング時にも大変便利です。
 
交換が容易なセッティングパーツ

スロットルバルブ・ジェットニードル等のセッティングパーツは、交換しやすいように設計されています。
 
燃焼効率の上がるハイパーノズル

専用設計のメインノズル「ハイパーノズル」によって燃焼効率を上げるとともに、燃焼の搬送遅れをなくします。